everything I choose

全てを選ぶ

手に入れて

手に入れなくて

必要で

必要なくて

そんなことを

小さな世界

それは

俺の人生の全てのようにも思う

2人で暮らすこのアパート

1LDK

全部

2人で選んだ

日用品から

家具から

柄から

素材から

これがきっと

いつかは

2人の家に変わっていくのかな

今までは

与えられたものだったから

自分で選べなかったし

自分でつかんだものでもなかった

やっと

当たり前に

やっと

一人前になれたんだろうか

だから

やっと

自分以外の人を

ちょっとだけ幸せに

できるようになったのかな

それもわからない

必ず

俺は

瑠美を幸せにして

自分も幸せになって

そして

いつか

自分が生まれた環境よりも

自分が育った環境よりも

さらに

高い水準の環境を

自分の次の世代に繋いでいきたい

それがどれだけ難しいか

だんだんと実感してきて

嫌気がさしてくるけれど

必ず

俺は成し遂げる

俺が生きる理由

それは

よりよい子孫を残すため

花がそうであるように

植物がそうであるように

当たり前に

自分の人生を全うしていくだけ

自分が親にもらった

環境と愛情に感謝して

それを次に伝えていくだけ

水の流れのように

止めないように

流れ流れて

また

流れる命

また

流れる魂

俺の命に

じいちゃんばあちゃん

その前の先祖の魂が流れるように

また

繰り返し

命を繋ぐだけ

素直に正直に命をかけて

最近

命をかけて

という言葉が好きになった

それは

明日死ぬと思ったら

俺は今

何をするだろうと

その視点を思い出させてくれるから

明日死ぬとしたら

俺は

後悔のない今を過ごしたい

自分を見失わず

素直に正直に

思いを

まわりの人に伝えるだけ

それは刹那的ではなくて

俺の思いが

誰かに伝わって

そして

それが

俺の魂になって

その人の中に

生き続けてくれたらいい

俺の命をかけた思いとして

遅れて

社会人になった

遅れたから

最初に見た

社会は

激流だった

その

激しい流れの上を

小さな船で一生懸命漕いだ

俺の日常は

俺の生きる時間は

ほとんどが

その上だった

だんだんと

その流れも落ち着いて

やっと

その流れだけではなくて

まわりに咲く花の色や

おだやかな日差しの意味も

感じてきたあの頃

激流の中を共にいてくれたあの子は

もう

俺には嫌気をさしてしまっていたんだ

俺はあの子を守るために

危険な小さな船に乗って

一生懸命やってたつもりだったけど

あの子にわかりやすいかたちで

伝える術や精神的余裕を

持ち合わせていなかったのだろう

そして

どこかで

あの子のことを

腹の底から愛すことが出来ていなかったんだ

あの子との最後にも伝えたけど

俺にはきみではなくて

きみにも俺ではなかった

ただそれだけだった

でも

俺は

感謝してる

あの子がしてくれたこと

毎日

小さなホワイトボードに

夕飯のメニューが書かれていて

あの子は隣の部屋で

いびきをかいて寝てた

そんな当たり前も

当たり前ではなくなって

コンビニやスーパーの弁当ばかりの

日常になって

顔のふきでものが多くなったときに

あの子を感じずにはいられなかった

だけど

俺は前を向いて

前に進むことを決めたから

そんな現実も

自分が選んだ道だと

心に甘えを許さず

瑠美を

瑠美だけを

大切にやってきた

瑠美は

夜起きてる

朝早く起きなきゃだから

早く寝るようにする

あの子は

夜寝てた

朝早く起きなきゃだから

朝型の生活スタイルだった

そこから

俺にはあの子ではなかったんだ

あの子は健康的で

なにも間違っていない

でも

俺の日常と

俺のスタイルが

夜型だった

言葉にしたら

乾いた現実を感じる

でも

それ以上に

感謝してる

俺にはきみではなかった

きみにも俺ではなかった

ただ

それだけだったんだ

価値観の違いというやつだった

瑠美とこれからも一緒にいたら

また

素直に正直になれなくなるのかな

そんな恐怖はいつも抱えてる

ふざけてばっかりで

本当の気持ちを伝えられなくなるのかな

そんな恐怖をいつも抱えてる

でも

何か違う希望を感じてる

瑠美は俺にとって一生の出会いだった

その思いを

命をかけて

伝えていくだけだ

過去を恐れずに

明日死ぬと思って

今日を後悔なく生きようと

また

簡単な結論に至るまでだ

only my feeling

3度目のアパート

その意味は

同じ状況を経験してきたけど

これまでにない

たったひとつを感じてる

3度目のアパート

1,2回目は

俺の名義で借りてなかった

だから

相手の気持ちもわかれなかった

3度目のアパート

今回は

俺の名義で借りた

だから

覚悟が出来た

3度目のアパート

1,2回目にない感情がある

自分よりも大切な瑠美

自分の時間よりも

瑠美にできることをしたい

3度目のアパート

最後にしたいと思ってる

最後にできる理由がある

それは

瑠美の行動

それは

瑠美の気持ち

それは

瑠美が俺の期待以上に表現してくれるから

ここまでは

詩的な表現に縛ってみたから

かたちを気にしすぎた

だから

ここからは

詩的な表現をしないから

詩的になれば良いと願いつつ

明日、地震が来て

死んでも後悔はないと思うくらいの

想いを

ここに

残しておきたい

明日死ぬと思って生きよう

そう思ってる

きっかけを与えてくれたのは

いろいろな人

あったことのある人ない人

明日死ぬと思って生きようと思えたのは

スティーブ・ジョブズの言葉

ばあちゃんじいちゃんの死

母親の発ガン

大好きだった人との突然の別れ

だから

明日が無いと思って後悔のないように

今日を生きようと思えた

それは

薄っぺらい自己啓発じゃない

そんなものどうでもよくなるくらいに

30年間、真剣に

自分に起きた物事を

見てきた結果

よくわからねえ誰かの薄っぺらい言葉よりも

死ぬ気で感じてきた自分の言葉を

信じてしまう

それは正解かも誤りかもわからぬまま

それでも

俺は自分を信じて

そんな自分になれた

きっかけを与えてくれた

俺と出会った

全ての人に感謝しながら

俺は自分を信じて

これからも

成功と失敗を繰り返し

俺は俺を続けていくことしかできない

俺は瑠美を愛してる

どうして瑠美と会えたのか

それは神様に

感謝するしかなくて

それは友達という人間関係に

感謝するしかなくて

それでも

出会えて

同じ気持ちになれた以上

俺の今までに

瑠美の今までに

感謝するしかなくて

運命としか言いようがなかった

俺は瑠美が唯一

俺が一生をかけて愛せるのは

瑠美だけだ

理由は

俺が30年間生きてきて

出した想いや行動

それに

その想いに

その行動に

期待以上の

想いや

行動で

返してくれるから

そんな人はいないと思ってた

だから

俺は過去に

さぼり

俺は過去に

相手よりも自分を大切にし

俺は過去に

失敗を繰り返してきたのだろう

俺が瑠美を好きな理由

俺の人生が瑠美だと言ってる

俺の細胞が瑠美だと言ってる

なんでかって

瑠美が

いつも

俺の期待を超える

想いや

行動で

表現してくれるから

とにかく

単純そうで

唯一無二の感情

俺は俺の人生を肯定できたのは

瑠美と出会えたから

誰よりも

大切で

俺にとって

大切で大切でしょうがなかった

情けねえ自分よりも

それよりも

大切にしたい

瑠美と出会えたから

本当の言葉を残して

もしも

明日死ぬのなら

後悔のないよう

これからも

生きていきたい

一緒懸命

ださいくらいに

生きていきたい

だって

俺に触れる

俺に触れられない

全ての運命から

与えられた今だから

この言葉が誰かに届いているなら

心はしずくになり

ぽたりぽたりと

感情のコップに溜まっていく

それはときに

激しくあふれて

それはときに

ガサガサと乾いて

心は水となって

流れる

ずっと心を写してきた

それが言葉となるのだけれど

言葉は輪郭を持たないから

観念的な抽象表現にすぎない

感情にはかたちがないから

かたちにしてしまったら伝わらない

感情にはかたちがないから

かたちでは表せない

思いは行動にしなければ

他者には伝わらない

そんな矛盾を考えて感じて

途方に暮れて、でも今では

その平衡感覚も身につけた今日この頃

俺の心を写すのが

俺の言葉だと仮定したら

そのときどきで

心の色は変わって

そして言葉は変わってきた

月日は百代の過客にして

また行き交う年もまた旅人なり

その言葉のように

俺の心は

時間を写して、感情を写して

出会った人を写して

そして

言葉を写して

過ぎていった

ここからは観念的な話ではなくて

具体的な話

抽象の世界は嫌いではない

でも

それにすがるつもりもない

それは

となりにいる

現実の瑠美

を俺が自分の一生をかけて

守って幸せにして

そして時期は違えど

一緒に死んでいきたいから

俺は優しい不良

ふりきった不良になれなかった

愛情を知ってたから

欲求不満ではなかったから

出会う人々に親切にしてもらえて

愛情を注いで

出会う人々にも

少なからず

愛情を注いでもらえた人生を

歩んでこれたから

でも

真面目にちゃんとなんてできなかった

だから俺は

優しい不良

怖い不良にはなれなかったし

怖い不良はほんとに怖かった

その違いも今では

そいつを見ればわかるようになった

不良とは

優しさのことではないかしら

太宰治の言葉

その言葉に感銘を受けた

俺の不良は文学的

夜中のバイクの爆音には

孤独や寂しさ、どこにもはけ口のない

やるせなさを感じた

今も感じる

夜中

車検のないバイク

ヘルメットをかぶらないで

マフラーの消音器は外して

エンジンを高回転までまわす

100人の人には騒音で迷惑をかけたけど

単車の後ろに乗るたった1人の俺の心は

満たされたんだ

それが優しい不良

そんな日々を越えて

俺も誰かを守って

一人ではなく二人

二人ではなく三人へと

進んでいこうとしている

俺は瑠美とずっと一緒にいたい

そう思える瑠美だから

俺は瑠美とずっと一緒にいたい

そう思えるようになった

過去を経験してきたから

瑠美に会えて本当に感謝してる

瑠美は俺にとって運命の人

感情を言葉にして写してる

感情はかたちがないから

写真には映らないし

残すこともできない

でも俺は感情を大切にしてる

もちろんそれは過去の感情も

感情は忘れてしまうから

言葉にしてきた

大切な感情だから

その表現方法は

少しずつ変わっていった

今は大切な人に全力で

感情で言葉で行動で伝えてる

それで俺は満足

だけど感情は一瞬のきらめきでもあるから

もしも未来に

その光をまぶしく思おうとも

俺は瑠美と一緒に日々を重ねる今でも

その感情を言葉にして

残していきたいと

それも

ひょんなことから

同じく結婚式にまぬかれた

心の友の言葉によって

行動してるまでだ

30回目の10月末の空気、風、温度、湿度

その中で

思いや感情がまだあるってだけ

俺はまだここにいると

そういうこと

だけ

相手を思うということは

瑠美とずっと一緒にいたお盆休みの前半

一緒にいることが当たり前のように感じて

その時間はあっという間だった

一人の時間

考えることは瑠美のこと

言いようのない不安が

なぜか心にうっすらと影を落とす

理由はない

と思っていたけれど

きっと俺の強い思いが

影を作っているのだろう

失いたくないから

失った時の不安がある

これだけ思うということは

それだけの不安も抱えなければいけない

俺は俺に自信がなくなったからなのかな

そんなことはないはず

今までの時間と俺と瑠美の思いが

そんなことにはさせないと信じている

思いが強すぎる

強すぎるから不安なんだ

こんな気持ちは久しぶりで

人並みにいろいろなことを

乗り越えてきたつもりでいた自分にも

まだ対処できないこと

思いが強すぎる

強すぎるから

味わったことのないような

不安に襲われているだけ

瑠美は悪くない

俺が乗り越えなきゃいけない壁

絶対に乗り越える壁

言葉を残すことは

瑠美と二泊三日の九州旅行に行き

台風の中、無事に帰宅した今日の明け方

はじめての九州、はじめての飛行機

はじめてのことを

瑠美と一緒に経験して

そして

今も今まで以上に

俺は自分の気持ちを

真っ直ぐに見つめられる

俺は瑠美が好きで

これからも

ずっと一緒にいたい

そのためにできる努力は

なんだってできる

その思いがある限り

この運命は永遠に近づけるんじゃないかと

期待している自分もいる

でもそれはわからない

俺だけで愛は育めない

俺と瑠美の二人で

この愛は

このかたちのない関係や

このかたちのない思いやりや

この大切な感情は

守っていかなきゃいけないから

少なくても俺は

今までの恋愛と経験に感謝して

俺は瑠美を愛し続けるだろう

普段は素直じゃないとこ

マイペースなとこ

こだわりが強めなとこ

真面目なとこ

真面目すぎるとこ

しっかりしてるふうなとこ

たまに赤ちゃんみたいなとこ

意外なことを経験してないとこ

俺のことを好きでいてくれるとこ

一緒に笑えるとこ

二人で、二人きりで、笑えるとこ

そんなところが好きだから

言葉を残すことは

昔みたいに簡単なことではなくなってる

きっとやるべきことが増えて

観念的なことよりも

現実に目を向けなければいけないから

それは幸せなこと

だけど

言葉を残すことは

難しくなっているけれど

俺は瑠美のことを思い

残したい言葉があることに

瑠美に感謝してる

u & mi 4ever

今までたくさん失敗してきたけど

今まで

たくさん失敗してきた

それは

本気でしてきた

失敗だから

当時はすごくへこんだな

そんな俺も30年生きてきた

そして今

隣には瑠美がいて

それだけで

俺は

これまで生きてきて良かったと思える

30年間、一人で生きてきたと言っても

過言ではない

それは一人も支えることが出来ず

誰かに支えられて生きてきた30年だった

でもこれからは

俺も自分一人だけのためではなく

誰かのために生きていく時が来た

そう思える瑠美に会えたし

そう出来る自分にもなれた

たくさん失敗してきたから

俺は誰も支えることができなかった

だけど

やっと

本気でそう思える

瑠美に会えて

本気でそうできる

自分になれたんたんだ

この暖かい感情を

俺は瑠美にずっと伝え続けていこうと思う

見失いそうになったら

またここで確認すればいいだけ