4 U

感情を

思いを

あったことを

ここに

残す

それも

俺の生きた証

明日がなくても

俺は自分の言葉を

ここに残して終わりたい

きっと

明日はある

当たり前のようにね

明日生きる可能性のほうが

明日死ぬ可能性より

高いってことは幸せなこと

だけど

いつ

交通事故にあうかわからない

車を乗る以上

いつ

気候変動で死ぬかわからない

生きてる以上

もしかしたら

俺の体はガンに

蝕まれているかもしれない

知らないけれど

きっと明日はある

でも

もしなかったら

俺は

きみに

瑠美に

やり残したことがたくさんだ

俺の思いや

愛情を

もっとたくさん

伝えたかったと

きっと思うんだろう

だから

俺は

伝えなくちゃいけない

日々

伝えなくちゃいけない

自分が

伝えなくちゃ後悔するから

朝起きたら

瑠美が隣にいるけど

夜寝るときには

瑠美が隣にいるけど

それは

当たり前じゃないから

だから

俺は

伝えなくちゃいけない

この思いを

ここに残し

言葉を変えて

瑠美に

残して

伝えたい

俺は川の底の堆積した泥の中だった

そこから抜け出して

気づいたら

激流の中を

右往左往しながら

自分を削りながら

ここまでやってきたんだ

そしたら

残ったものは

本当に大切なものだけ

俺の真ん中

親からもらった愛情

優しさ

それだけ

そして

それだけで

生きていこうと決めた

覚悟とは

そういうことだと思ってる

俺には

パパとママがくれた

優しさしか

取り柄なんてない

だから

優しさを優しさで

伝えなきゃ

俺の思いは伝わらない

優しくできなきゃ

俺は俺ではない

その思いを胸に

俺は俺で居続けるために

努力を続けるだけ

原点を常に振り返りながら

今を生きていくしかない

燃える命に与えられた今を

mi

luv

u

Rumi